2013.03.25 Monday
THE LONG WAY TO FINISH OF STR3
最初に作り始めたのが2008年の10月ですから、あれから4年と5ヶ月の歳月が流れたことになります。初出は『F1 MODELING vol.39』で、部分的にサーフェイサーを吹いた仮組み状態での登場でした。
すぐに完成すると思ったけど、甘かったです‥。手を出せばきりのない追加工作の無限地獄(笑)に陥り、嫌気がさしてケースにしまってしばらく忘れたことにしていました。(2009年7月27日のエントリ)
このウイングレットの小型化と位置調整は、特に苦労した思い出があります。0.1mmのステンレス板で置き換えた翼端板も、固定は瞬間接着剤だけだったので、不注意で壊したり、無理な力を加えてクラックが入らないように、最後の最後までヒヤヒヤでしたね。
長い冬眠から醒めるきっかけになったのが2012年の静岡ホビーショー(2012年5月22日のエントリ』。合同作品展の力作の数多くに刺激を受けて、また作り始めることにしました。直前にエブロのロータス72Cを完成させて、1/20スケールに免疫ができたことも関係していると思います。
‥とはいえ、この画像を見て『どうするのコレ!?』と思われた方も多かったでしょう。キットのデカールは下地が微妙に透ける感じで、そのまま赤や青の上に貼ると発色が落ちるため、溶剤で落としてウレタン白の下地を露出させる一手間が必要でした(2012年6月22日のエントリ)
あとはやっぱり、最後のラストスパートに効いたのが、タミヤのRB6の存在! あれの横に並べても遜色ない仕上がりにするべく頑張りました。目指す目標があるのとないのとでは大違いですね。(2012年12月1日のエントリ)
そして完成後に気がついた凡ミス! タイヤのサイドウォールにスプレーした黄色い『S』の文字の意味、ブログの読者の方に教えて頂きました。右側と左側のタイヤの識別用で、右側はイタリア語でdestra、つまり『D』とするのが正しいそうです。今度、時間のあるときに直しておきます。
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