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PORSCHE 962C "BRUN" XXI
無い無いと思い込んでいたサイドウインドウの『KENWOOD』マーク、ヘッドライトカバーの『Hella』の白文字と一緒に印刷されていたことに気がつかず(笑) 本来カバーの下に貼るべきものをウインドウ側に貼る羽目になりました。

ウインドウにはラッカー系のクリアーを2度吹きします。1度目はデカールの段差を目立たなくするためにやや厚めに吹きつけ、乾燥次第サンドペーパーで研ぎ出して、2度目はツヤ感重視の吹きっぱなしで、ツルっと仕上がるように吹けると良いですね。


ボディのほうはウレタンクリアーを吹く前の洗浄作業でトラブルが発生! エアブラシで水滴を飛ばしている途中、デカールの破片がヒラヒラと飛んでいくのが見え、まさか!と思って確認すると、右フェンダー上の『F.A.T.』とノーズの『BILSTEIN』マークが欠損していました。


おそらくデカール軟化剤が完全に効いておらず、密着していなかった隙間に空気が入って剥離したのでしょう。じつはこれまでにも何度か同じことをやらかしてますが、今回は運良く破片をすべて回収できたので、補修のほうは比較的簡単でした。


ウレタンクリアーの吹き方は、私の場合は3回に分けています。混合する量はヨンサンなら主剤を5cc、硬化剤を1.2cc、これにシンナーを1ccほど足して、まずは"デカールの抑え"として、全体をサラっと被うくらいに吹き、1時間のインターバルの後に2度目を吹きます。このときはやや厚めに、デカールのエッジがなだらかになるけれども、まだ厚みが若干足りないくらいで止めておきます(上の画像の状態)。


そしてまた1時間のインターバルを置いて、3回目はデカールと周囲の塗膜の段差が平らになるように意識しながら吹き付け、シンナーが蒸発するのを待つこと30分。ここで初めて乾燥器のスイッチを入れ、熱をかけて硬化させるわけです。


塗料を譲って頂いているStudio Rossoのwatanabeさんから、あまり早く熱を入れすぎると、硬化が始まった塗膜の中でシンナーの逃げ場がなくなり、細かい気泡が生じることがあります‥とアドバイスを頂いたので、今のところこのような方法に落ち着いています。
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| PMA PORSCHE 962C | 21:44 | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
やっぱ、ウレタンですか…。
3回噴いても、スジボリがダルにならずにシャープでありつつ、ぬめっとしたツヤ…スバらしいですね。
こんなテク…欲しいです。
| pinoki | 2012/11/03 8:24 AM |
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