2011.06.06 Monday
POLISH OR NON-POLISH
ご存知のとおりオリンポスは数年ほど前に廃業し、メインテナンスなどのサービスも停止になりました。しかしながらインターネット経由でパーツが供給されていることを知り、10日ほど前に交換用のパッキンを注文。
その日はインクジェットの詰め替えインクやロータス79用のデカールや金属パーツなど、同時に4件ほど通販の注文を出し、早いところでは即日発送してくれたショップもありましたが、こちらのトータルティーさんの対応はのんびりしたもの‥。ご高齢の社長さん自ら梱包と発送を行なっているそうで、1週間後にようやっと到着しました。
左の白いのが新型、右が旧型のパッキン。素材も形状も変わっているので、金属部分まるごと交換になります。パッキンが最適化され、今までより若干ニードルの動きが渋くなったけれど、これで本来の使い勝手が戻り、また塗装する楽しみが増えました。どうもありがとうございました。
で、ここからは表題の『吹きっぱなしか、否か』の話。画像サンプルはまだパッキン交換前の102Cで吹いたロータス79のフロントウイングで、ガイアのEXクリアーを吹いてから1週間ほど自然乾燥させています。左側が吹きっぱなしそのまんまで、右側はその状態から表面を平滑に磨き上げたものです。よく目を凝らすと、左側は蛍光灯の映り込みのラインが少々ギザついているのが判ると思います。
あと、デジカメでは決して捉えることが出来ない情報ですが、右側の磨いてあるほうが若干色がボケてます。いくらコンパウンド(研磨剤)の粒子が細かいとはいえ、表面を傷つけていることは確かですから、当然といえば当然の結果です。古くは野村勲さん、最近では中村太一さんが吹きっぱなしの表現に拘る理由のひとつですね。
それでもゆっくり丁寧に根気よく休み休み磨き続けていると、そこそこに綺麗な塗装面を得ることが出来ます。前述のクリアの色ボケはハセガワのケミカル(コーティング剤)を塗布することで、本来の黒色を取り戻せました。エッジに並ぶリベットは別個に塗装した後、爪楊枝の先でちまちまと埋め込みます。最近は気温も高くなってきており、エポキシの硬化速度が速すぎて、一度に10本程度しか作業できません。
翼端板を接着した後、センターパイプを介してノーズへ借り組みしました。モノコックのシルバーと、グロス感のある黒のコントラストがカッコいいけれど、写真を撮るのは大変だろうなぁ〜。バルボリンの初期型ロゴはF'arteficeのハセガワ用を使いました。ストライプも純正よりひと回り細くていい感じです。
※ デカールの解説書によれば、このロゴが使われたのはスペイン、スウェーデン、フランスGPの3戦のみで、ロールバー形状の異なるスペイン、ウイングが継ぎはぎのフランスを消去すると、自動的にスウェーデンGP‥ということになりますかね? Marioはこのレースはエンジントラブルでリタイアしちゃってますが(笑)
その日はインクジェットの詰め替えインクやロータス79用のデカールや金属パーツなど、同時に4件ほど通販の注文を出し、早いところでは即日発送してくれたショップもありましたが、こちらのトータルティーさんの対応はのんびりしたもの‥。ご高齢の社長さん自ら梱包と発送を行なっているそうで、1週間後にようやっと到着しました。
左の白いのが新型、右が旧型のパッキン。素材も形状も変わっているので、金属部分まるごと交換になります。パッキンが最適化され、今までより若干ニードルの動きが渋くなったけれど、これで本来の使い勝手が戻り、また塗装する楽しみが増えました。どうもありがとうございました。
で、ここからは表題の『吹きっぱなしか、否か』の話。画像サンプルはまだパッキン交換前の102Cで吹いたロータス79のフロントウイングで、ガイアのEXクリアーを吹いてから1週間ほど自然乾燥させています。左側が吹きっぱなしそのまんまで、右側はその状態から表面を平滑に磨き上げたものです。よく目を凝らすと、左側は蛍光灯の映り込みのラインが少々ギザついているのが判ると思います。
あと、デジカメでは決して捉えることが出来ない情報ですが、右側の磨いてあるほうが若干色がボケてます。いくらコンパウンド(研磨剤)の粒子が細かいとはいえ、表面を傷つけていることは確かですから、当然といえば当然の結果です。古くは野村勲さん、最近では中村太一さんが吹きっぱなしの表現に拘る理由のひとつですね。
それでもゆっくり丁寧に根気よく休み休み磨き続けていると、そこそこに綺麗な塗装面を得ることが出来ます。前述のクリアの色ボケはハセガワのケミカル(コーティング剤)を塗布することで、本来の黒色を取り戻せました。エッジに並ぶリベットは別個に塗装した後、爪楊枝の先でちまちまと埋め込みます。最近は気温も高くなってきており、エポキシの硬化速度が速すぎて、一度に10本程度しか作業できません。
翼端板を接着した後、センターパイプを介してノーズへ借り組みしました。モノコックのシルバーと、グロス感のある黒のコントラストがカッコいいけれど、写真を撮るのは大変だろうなぁ〜。バルボリンの初期型ロゴはF'arteficeのハセガワ用を使いました。ストライプも純正よりひと回り細くていい感じです。
※ デカールの解説書によれば、このロゴが使われたのはスペイン、スウェーデン、フランスGPの3戦のみで、ロールバー形状の異なるスペイン、ウイングが継ぎはぎのフランスを消去すると、自動的にスウェーデンGP‥ということになりますかね? Marioはこのレースはエンジントラブルでリタイアしちゃってますが(笑)
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