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MICRO CHISELS BY BMC
近ごろ外出を控えている反動なのか、通販でいろいろと買っちゃってます(笑) 画面右のRECOMMENDに出ている250GTOとか、サイバーホビーのブルムベア初期型とか、工具関係ではちょっと前から気になっていたBMCタガネを数本、スジボリ堂さんにオーダーしました。

そもそも自分にこのタガネを紹介してくれたのはStudio Rossoの渡部氏でした。ことの経緯は忘れてしまいましたが、たしか2〜3年前に氏が上京された際、"まぁ、とにかく使ってみてくださいよ"と手渡されたのがきっかけだったと思います。


※こちらの幅0.1mmのタガネは試作品につき、現在は販売されておりません。


私個人、これまでの筋彫りのやり方としては、デザインナイフとニードルを併用して、何度もボディの上を滑らせながら、徐々に溝を深くしていく手法をとっていました。これだと溝の断面形がV字形に仕上がりますが、塗料を厚く重ねるカーモデルの場合は、かえって凹形よりも好都合で、せっかく頂戴した刃幅0.2mmという精密タガネもしばらく工具箱の奥に眠ったまま、活躍の場がなかったのであります...。



このタガネがようやく表舞台に立つきっかけとなったのが、hpi製ランチアストラトスの一連の改造工作です。ホワイトメタルより硬いダイキャストには、いつものナイフとニードルは文字通り"刃が立たない"状態でした。ならば!と取り出したBMCタガネは、若干の刃こぼれこそあったものの、ご覧のように塗料を重ねてもシャープさを保ったままのパネルラインを彫ることが出来たのです。



もちろん筋彫りだけでなく、通常の"ノミ"として使用する際の切れ味も抜群です。上の画像のようなスリットの開口作業では、開口部に太い筋彫りを入れる要領で、ある程度奥まで彫り下げていき、反対側(ボディ裏)からモーターツールで貫通させれば効率良く仕上がるでしょう。願わくばコンマ1刻みで全サイズ揃えておきたいところですが、カーモデラーなら0.2、0.4、1.2、3.0mmあたりを持っていればじゅうぶん対応できると思います。



それから、こちらの2.4mm軸のマイクロドリルセットも秀逸! ホームセンターに並んでいる同種の製品と見た目は同じですが、モーターツールにセットしてみると、比較にならない精度と切れ味で、細かい穴開けが楽しくなること請け合いです。
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| MODELING TIPs | 21:43 | comments(1) | - |
コメント
Hello Akihiro,

I just have purchased some of those BMC chisels and they are great. Still learning how to use them correctly. Can I ask you please, which sizes you use most often?
Do you still use the Hasegawa chisels in some cases?

Thank you
Steve
| Steve | 2015/08/19 6:58 PM |
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